先日からCBのリアブレーキからキーキー音が発生しはじめた!
以前ブレーキパッドを交換した際、ピストン周辺にはグリスアップしていないため、ピストン周辺にフォーカスして対策を行ってみた・・
🔧【原因と対策】
①ブレーキパッドとディスクの相性・摩耗
- 原因:
- パッドの材質が硬すぎる(メタル系など)
- パッドやディスクの摩耗が進んでいる
- 対策:
- パッドの面取り(角を削る)
- パッド交換(ノンメタルタイプや静音性重視のもの)
- ディスクに傷がないか確認
② パッドスプリングの取り付け不良や劣化
- 原因:パッドの振動を抑えるスプリングが正しくついていない
- 対策:
- スプリングの確認と清掃
- 消耗していたら交換
③ ブレーキの引きずり(片押しキャリパーで起こりやすい)
- 原因:ピストン片方だけ動いていて、片側のパッドが戻らない
- 対策:3
- スライドピンのグリスアップ
- ピストンの両方が動作しているか確認
④ ピストンの動きが悪く、パッドが引きずっている
- 原因:ピストンに汚れやブレーキダストが付着し、戻りが悪くなっている
- 対策:
- ピストンの清掃(専用クリーナーで汚れ除去)
- シール類の点検・グリスアップ
- 必要ならキャリパーオーバーホール
今回は、過去ブレーキパッドの交換時期や自身の経験からピストンの清掃をグリスアップにフォーカスし対策を行った。
1.ブレーキパッド周辺のネジを外す

2.リアブレーキを踏んでピストンを押し出す
※注意 ピストンの出す量は程々にすること。出しすぎるとオイルが漏れが漏れます!

3.シリコングリスを塗布します
ピストンをパーツクリーナー等で清掃し、シリコングリスを塗布します

4.各部品を元通り戻して終了
🌟結果は良好、キーキー音が解消しました!
🛠️【必要な工具・ケミカル】
- ブレーキパーツクリーナー
- キャリパーピストンプライヤー(ピストン戻し)
- シリコングリス(耐熱タイプ)
- 六角レンチ・トルクレンチ
⚠️【注意点】
ブレーキ関連の整備は命に関わるため、自信がなければバイクショップに点検・整備依頼が確実です。
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