整備やメンテナンス時にセンタースタンドを取り外す必要があるようなカスタムや作業を行う際、必ず「メンテナンススタンド」の存在が重要になります。
特にアンダーカウル装着や車体周りの加工を行う場合、サイドスタンドだけでは車体が安定せず、不安定な状態で作業を続けることは非常に危険です。
そんな時に便利なのが、今回ご紹介する「メンテナンススタンド」です。
所有しているのは、J・Trip製 ショートスタンド(型番:JT-125WT)。


使用には多少の慣れが必要ですが、一度体得すれば非常に使いやすく、純正のセンタースタンド以上に頼りになる感覚すらあります。
実際、数年にわたって愛用していますが、まったくトラブルがなく長持ちしています。
使い方のポイントと注意点
このスタンドを使いこなすために、私はある工夫をしていました。
サイドスタンドだけではバイクが傾いてしまうので、木の板をサイドスタンドの下にかませて車体をある程度起こした状態にしつつ、このショートスタンドを使うという方法です。
この方法で「L受け(スイングアームにかかる部分)」がうまく掛からない事態を回避しました 。


メーカー側では「お助けラバー」という補助具も提供しており、特に「L受けがかからない」懸念がある車種の場合には、この補助具の使用を検討するのがおすすめです。
転倒事故を防ぐためにも、こうした補助用パーツの選択は安心感につながります。
プロ気分で整備も楽しく
このようなスタンドを使うと、整備中に「まるでプロのメカニックのような気分」を味わえます。
日常的なオイル交換やタイヤ交換などの簡単なメンテナンスはもちろん、バイクへの愛着がさらに深まる大きな助けになります。
手が届きづらかった車体底部も楽にアクセスでき、DIY整備の幅が広がります 。
また、センタースタンドに頼らず、安全で確実な姿勢で整備ができるようになることも、長期的に見てバイクのケアに対する意識向上や、整備スキルの向上につながります。
まとめ:メンテナンススタンドの価値と選び方
- アンダーカウル装着などでセンタースタンドが使えない場合、メンテナンススタンドは必須。
- J・Trip製ショートスタンド(JT-125WT)は扱いやすさと信頼性で高評価。
- 車体の傾き対策には、木製の板やメーカー提供の「お助けラバー」利用が有効。
- 整備が楽しくなり、DIYメンテナンスの幅が広がるうえ、プロのような体験も得られる。
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